ウプサラ、春歓迎モード
春ってこれほど急に訪れるものなのでしょうか。
なんと今週はウプサラの最高気温が15度を越し、空気も野の花も一気に活気付きました。
窓を開けたら外から小虫が飛び込んできたり、あらゆるところから鳥の鳴き声が聞こえたり、川が音を立てて轟々と流れ出したりと、認知できる音の数、色の数、匂いの数がグンと増えました。五感で春を感じます。
それにしても、つい最近までとっても寒かったのに一体どこにこのエネルギーが溜め込んであったのかと不思議に思ってしまう…
確かに今年は真冬の寒さが例年より長引いたそうなので、それもあり春の訪れの途端に季節間のギャップが一層強調されたのかもしれません。
いずれにしても長い冬明けの春ほどその「春加減」が印象に残るものはありません。
というわけですっかり春らしくなったウプサラですが、それを感じているのはやはり私だけではないようです。
というのも、街が一気に(これもまた今までどこにいたんだというような量の)春を歓迎する人々でごった返すようになりました。
あらゆるカフェやレストランが冬の期間中屋内に仕舞ってあったテラス席用のテーブルと椅子を店先の路上に出すようになり、そしてそこは常にお客さんでいっぱい。
ランチタイムや放課後の川辺といったら、ディズニーランドのパレード待ちですか?!とツッコミたくなるように人がズラ〜っと並んで座っている。
公園も常に人で賑わうようになって、一人で本を読んだり(関係ないけれど、まったりと寝転んで読書をする彼らは本当に読んでいるのか寝ているのかいつも謎に思う。)、友達同士でピクニックしたり、サッカーをしたりと各々が各々の楽しみ方をしています。
(逆に屋内が空洞化し始めているような!?)
というわけであまりにも気持ちが良いので、先日は授業後に一眼レフを片手に街を1人でフラフラしてきました。
今日は小難しく文章を書くのではなく、そこで撮影したウプサラののどかな春の風景をシェアしたいと思います。
どうかこれらの写真からウプサラの雰囲気を感じていただけたら…!!
キャンパスの出入り口からの風景(南向き)
同じ出口から90度違う方向を向いた先の景色(西向き)
川沿いの道
放課後ベンチは大抵賑やか
スウェーデン人は黒ベースのファッションが好き
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