スウェーデンの大学システム
こんにちは。
前回の記事を書いてから少し間が空いてしまいました。
というのも、9月後半は大学の授業の課題や試験にかける熱量がかなり増して…!!
実はスウェーデンの大学の授業システムは日本の大学の授業システムと大分異なり、今月は私も戸惑うことばかりでした。
折角の機会なので、今回はこちらの大学の授業の進め方がどんなものなのかなのかをちょっとまとめてみたいと思います。
(とある校舎)
まず、現地生徒の大学への進学の仕方ですが、学部ごとに特化した試験を受けるという方の入試ではないみたいです。
高校時代の幾度かのテストを通じて貯めたポイント数によって、履修できるプログラムやコースの量や種類が変わってくる、ようなことをスウェーデン人の友達が言っていました。
つまり、入学してからも、そのコースやプログラムの最低ポイントさえ満たしていれば基本的に文理問わず随時好きなものをピックアップできるということらしいです。
(私がとあるスウェーデン人の友達に聞いた話しなので、あくまでも参考程度に…🙌🏻笑)
なるほど…
科目間の横移動ができるシステムになっているのは面白いですね。
ちなみに余談ですが、官僚さえも省と省を移動するということを聞いたことがあるので、スウェーデンではあらゆる組織における水平の情報ネットワークがしっかりしている気がします。
と、また本題に戻りますね!
それで、大学は基本的に秋学期と春学期の2学期制で、1つの学期に履修する理想的な単位数は30単位とされています。
原則的に1つのコースが7.5単位なので、つまり1学期で4コース履修するのが典型パターンというわけです。
その4コースをどう進めるかっていう話しなのですが、これが少し変わっていて…
日本のように4つのコースを同時平行で履修するのではなく、(日本は科目数ももっと多いですが)
1つのコースに1か月只管集中し、それを4回(4か月)繰り返すという形で4コース履修するんです。
1か月間ただ1つの科目について勉強し続けるので、深まる深まる…
課題やセミナー、月末には試験があります。
(つまり、ほぼ毎月末に試験を受けるんです)
そう!つまり今月後半滞っていたのはこのシステムの影響をフルで受けていたということなんです。(環境のせいにしてはダメか…!笑笑)
ざっくりとしたスウェーデンの大学の入試・授業システムはこんな感じです。
入試の方法は個人的に聞いた話しですし、授業システムも原則の話しなので、ふぅん、程度に流し聞きして頂けたらと思います。
、、だとしても少なくとも日本の大学とシステムがかなり異なるので、なるほどと驚かされるところはありますよね。
大学での学びを自分のキャリアにそのまま反映させるということをしやすいので、自分は何をしたいのか、そのためにはどのコースを履修したら良いのかを真剣に考えている現地生が多い印象を受けます。
もちろん、そんな中で履修を決定した授業なので、そこから知識を最大限に吸収しようとする姿も印象的です。
個人の潜在性が引き出されますね。
今回はここまでにしますが、何かまた気がついたことがあれば投稿していきます。
(教室からの景色 綺麗😻)
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