社会に関心を持ちやすい「雰囲気」?
今日はこんなイベントに行ってきました。
https://www.facebook.com/events/617234102060478/
国連で推進しているGlobal Goal Targets(日本では持続可能な開発という名前で知られているもの)に関してのセミナー。
そもそもこれらのゴールって一体何だっけ、誰向けなのか?!というところから始まって、じゃあそのゴールに向けて政府レベル、社会レベル、個人レベルではどんなことができるのかということを考えていくような構成でした。
と、セミナーで聞いた内容のまとめに入りそうなイントロを書きましたが、ここで書くのはセミナーの内容ではないです。
もちろんセミナーの内容は興味深いけれど、私の立場としてもっと興味があるのは、こういった社会について考えるイベントが日常茶飯事で開催されているという事実の方!
ウプサラではsustainability, gender equality, immigrants, environment…この種のテーマのレクチャーやセミナー、ミーティングは、大学のキャンパス内かその周辺でほぼ毎日と言って良いほど行われているんです。
主催は学生の組織であることもあれば、NGOや民間団体がわざわざ大学のために来てくれることもよくあります。
で、私もたまに興味があるものに参加するのですが、正直なところこれらにすごいパッションを持って行くするというよりは、いつもなんだか気が付いたら参加しているという感じです。
だって必ずfacebookでイベント情報が流れてくるし、そのイベントページも興味深そうにPRするし、友達も普通に参加するし…
(あ、こんなにゆるいのは私だけだったらどうしよう…)
といっても、やっぱり行ったら毎回色々と考えさせられるのは本当で、その分野に少なからず興味を持つきっかけになっていると思います。
こうしているうちに、知らず知らずのうちに身の回りの問題や環境問題、ジェンダーequalityなどに関して前よりも(ちょっぴりかも知れませんが)普段から色々と気がつくようになりました。
っていう自分の変化を自慢したいのではなく(笑)、
ポイントなのは
こちらではこうしたことに意識や関心を向けることが特別でないような環境が既にスウェーデン(少なくともウプサラ)には出来上がっているということです。
政治に対する興味や社会問題への意識が薄めな日本の現状に対してしばしば個人個人のパッションを責めがちですが、こちらでその「関心を持ちやすい」環境を経験するとどれだけ社会に関心を持てるかってやっぱり個人のパッションの問題だけではない気がしてしまう…のです。
やっぱり周りの環境って大きくて、ある特定の流れに向けた全体的な「空気」や「雰囲気」があれば、少ないエネルギーでも関心を持つことはそんなに難しくない。
そんな環境を経験すると、逆にそんな流れがない中で1人関心を持ち続けるのって実際問題やっぱり簡単なことではないじゃないよなあ。と思えてきたんです。
つまり、ある流れが一度出来上がってしまうと物事は加速度的に変化しやすくなるということで、
で、既にスウェーデンは学生やあらゆる組織や企業が環境やジェンダーなどに意識を向けるのが当たり前だというその加速度のついた段階にとっくに入っている感じがします。
もちろんまだまだ課題は多いようですが、政策や議論が前進しやすい。
うーーんでもだとしたら、じゃあスウェーデンでは誰が?何が?そうした環境を作るイニシアチブとなったのかが謎すぎる…
そこがわからないと参考にならないんだけど…
という深みにはまるのがオチです。
なので、
プレゼンをしてくれたお姉さんにこっそり、(ちなみに今回のセミナーは大学とは関係のない外部の組織によるものでした)学生も組織もこんなふうにして関心が高めで活動的なの(が普通なのは)何でだと思いますか?って聞いてみました。
そしたら、
政府がもう長い間国レベルで環境についてもジェンダーについても取り組んでいるから、そういうことに投資する組織が存在したり、個人レベルで考えることってなんか当たり前というか…
と言っていました。
、、。でもじゃあ何で政府はどうして昔から取り組めたのか、、その裏にある(いる)のはどんな背景(とか人とか団体)なのおおおってことを本当は知りたい、、
と思いましたが、ツッコミませんでした。
さて、またしても感覚で捉えたことがベースの内容になっている(反省)し、最後に書いた謎に対する結論は出ていないのですが、とりあえず社会(特にジェンダーとか環境)に対する意識に関して私なりにスウェーデンに見ているそのままのものを書いてみました。
これからもゆっくり考え続けたら楽しいなあと思ってます。
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